「アンブロークン」が描く、ナウル島爆撃でのザンペリーニたちの大活躍
- 2015/10/31
- 16:39

映画アンブロークンの冒頭、ナウル島の爆撃のシーンが出てくる。激しい対空砲火と襲い来る零戦の群れ。そんな激しい抵抗をはねのけて、任務を見事完遂し、満身創痍のザンペリーニ機は奇跡の着陸を成し遂げる、という非常にスリリングな話である。原作はそれ以上にスリリングである。以下は、その抄訳である。1940年のナウル島地図ナウルは面積8平方マイルの太平洋の孤島で、ハワイの約2500マイル南西に位置する。世界から...
「アンブロークン」に書かれた「日本はテニアン島で五千人の朝鮮人を皆殺しにした」という虚言
- 2015/10/26
- 12:39

「アンブロークン」原作の嘘で、早くから指摘されていたものの一つに、「テニアン島での日本軍による朝鮮人5千人殺害」がある。「アンブロークン」の著者、ローラ・ヒレンブランドsan diego confidential氏のブログテニアン島における朝鮮人虐殺について問題の記述は次の2カ所である。(san diego confidential氏訳)同じ月、米軍はサイパンに隣接する島、テニアンを攻撃した。そこには日本が労働者として徴用した、五千人の朝鮮...
GHQの執拗な追跡を逃げ切った渡邊睦裕軍曹の手記【アンブロークン】
- 2015/10/23
- 17:21

大森捕虜収容所での記念撮影。渡邊伍長と捕虜たち。後列の黒い海軍帽を被っているのが、「おかわいそうに」の著者、ルイス・ブッシュ英海軍中尉。http://tokumei10.blogspot.jp/2014/12/wiki.html上記のサイトに渡邊睦裕軍曹の手記と思われるものが掲載されていたので、そのまま転載する。不氣味なブラックリスト 昭和二十年、日本が敗戰の泥沼に一歩一歩沈みゆく頃、こゝ大森俘虜収容所では、連日のB29の飛來に俘虜たちは終戰の...