【アンブロークン】日本の爆撃機が漂流者を銃撃し、対潜爆弾を投下したというのは事実なのか
- 2015/04/25
- 14:24

こちらもお読み下さい。ザンペリーニたちが日本の爆撃機に銃撃されたのは事実だったザンペリーニが捕虜になるきっかけとなったのは、1943年5月27日、捜索飛行中のザンペリーニたちが乗るB24の墜落事故であった。生存者3名は47日間もの漂流の末、日本軍によって救助された。アンブロークンの原作では、6月23日(墜落の27日後)に、日本の爆撃機によって銃撃され、爆雷攻撃まで受けたことが書かれている。この出来...
「アンブロークン」が発する「B29による無差別爆撃=正義」というプロパガンダ
- 2015/04/18
- 14:47

原作やザンペリーニの著書が繰り返すルメイによる無差別爆撃の正当化の理屈前回のつづき。前回、映画「アンブロークン」は、原作と同じく、「日本の捕虜=奴隷」であると描いていると述べた。もう一つ、原作と映画が共通していることがある。それは、「B29による無差別爆撃=正義」である。ザンペリーニの著書では、東京空襲について、次のように書かれている。東京は19平方マイルが焼夷弾によって焼け落ちた。我々が乗る直江津...
「日本の捕虜=奴隷」をとことん強調して映像化したのが映画「アンブロークン」である
- 2015/04/05
- 21:56

映画「アンブロークン」は、原作が言うところの「日本の捕虜=奴隷」を忠実に、そして全力で再現していた。アンジェリーナ・ジョリーは「ザンペリーニ氏自身も捕虜の間、親切な兵士、自分の命を救ってくれた人もいたと私に話した。 戦争を語る時、日本の視点も取り入れ、尊重することは私にとって非常に重要だった」と語っているが、嘘である。日本の視点などまったく尊重されていない。映画は、人間扱いされない奴隷の境遇を強調...
映画「アンブロークン」を観て絶賛していた人たちは、すぐバレる嘘をついていた
- 2015/04/03
- 08:52

先日、映画「アンブロークン」のDVDがamazon.comで発売され、私もやっと観ることができた。言いたいことはそれこそ山のようにある。それを1つのブログ記事に詰め込むのは不可能なので、いくつかの切り口で、何回かに分けて書こうと思う。まず、すでに映画を観たという方々が力説していた「全然反日映画ではなかった!」という主張がどれだけデタラメだったか、という話。この映画が「反日」ではない、という理由の一つとしてあ...