映画「アンブロークン」日本公開日、公開発表日はいつになるのか
- 2015/02/20
- 21:06

以前このブログの記事に書いたが、ユニバーサルの会長は、映画「アンブロークン」を今年中に日本で公開するつもりである旨の発言をしている。では、会長の発言通り、今年中に日本で公開されるとすると、その公開発表はいつ頃になり、公開はいつ頃になるだろうか?日本の戦争映画は夏というイメージがあるが、wikiの第二次世界大戦に関する映画の一覧にある、1945年以降に製作された日本との戦争に関する米国映画で、日本で公開...
町山智浩氏、「アンブロークンは間違った情報で叩かれている」と間違った情報で叩く。「食人の儀式で生きたまま食われた」は小笠原事件のことではなかった
- 2015/02/18
- 08:23

今年1月13日、映画評論家の町山智浩氏がTBSラジオ『たまむすび』の中で、アンジェリーナ・ジョリー監督の映画『アンブロークン』を紹介した。映画の紹介というより、保守系メディアやネット空間で加熱する「アンブロークン」バッシングを批判する内容がメインであった。その後、その放送内容がyoutubeで、そして文字起こしされてネットに流れ、特にツイッターで爆発的に拡散された。映画公開前は、アンブロークン批判のツィート...
映画「アンブロークン」は反日映画ではない? いいえ、反日映画です
- 2015/02/17
- 20:08

映画「アンブロークン」は反日映画ではない、という主張がネット上で多数流れている。この映画を監督したアンジェリーナ・ジョリーは、読売新聞の書面インタビューに答えて、「これは反日的な映画ではない。私が伝えたかったのは、立ち直る力と、許しの物語だった」 とその製作意図を語っている。そして、前回紹介したユニバーサルのジェフ・シェル会長もまったく同じ発言をしている。アンジェリーナ・ジョリーによると、主役を虐...
「“アンブロークン”反対運動で日本公開見送り」を裏付けるソースなし。実際はユニバーサルは今年中、遅れて日本公開の意向
- 2015/02/16
- 08:16

前回の記事をアップした後、以前、ユニバーサルが日中での公開を思案しているというニュースを見たことを思い出した。それでその記事を探した。去年12月5日の産経の記事。アンジー監督「アンブロークン」 米捕虜を日本兵が虐待で配給会社が日中公開を思案 反日感情を刺激?この記事には次のように書いてある。「米女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが監督を務める映画「アンブロークン(原題)」をめぐり、配給元の米大手映...
「アンブロークン」が日本で公開されないのは本当に反対運動が原因なのか?
- 2015/02/14
- 18:44

ジェームス・ブラウンの伝記映画「Get on Up」が今年5月に日本で公開される(邦題「ジェームス・ブラウン─最高の魂(ソウル)を持つ男」)。米国での公開は去年8月1日なので、その9~10か月後である。日本公開が発表されたのが去年12月の暮れで、米国公開から日本公開発表まで5か月が経過していた。この映画の配給は「Unbroken」と同じユニバーサル・ピクチャーズだ。この映画のように、日本公開まで、日本公開発表まで時...
東條首相、「アンブロークン」の舞台、大森捕虜収容所を電撃訪問。「貴官らはゆめゆめ俘虜に乱暴してはいかんぞ」と訓示。そして両足切断の英兵を激励。
- 2015/02/07
- 15:42

前回紹介した、大森収容所の主計軍曹だった八藤雄一氏の著書、「あゝ、大森捕虜収容所──戦中、東京俘虜収容所の真相」で興味深いのは、ルイス・ブッシュ英海軍中尉の著書「おかわいそうに」に書かれていたのと同じ出来事を、八藤氏の視点から描写している箇所がいくつもあることだ。それにより、ブッシュ氏の著作はきわめて正確な内容だったことが確認できた。ブッシュ氏の著作には、両足を切断された若き英国兵の捕虜ジョージ・プ...
大森捕虜収容所の主計軍曹がすでに「アンブロークン」の主張を否定していた
- 2015/02/06
- 15:06

昭和19年2月から20年4月までの14カ月間、大森捕虜収容所で金銭給与を担当していた陸軍主計軍曹、八藤雄一氏が「あゝ、大森捕虜収容所──戦中、東京俘虜収容所の真相」という本を2004年に自費出版している。彼がこの本を自費出版したのは、米陸軍第八軍司令官アイケルバーガー中将の「大森こそは日本軍残虐の本営」という、ヒレンブランド著「アンブロークン」の原型のような談話に対して反論するためだった。終戦後、厚...